インターグでは、社員一人ひとりの自主的な社会参加も大切に考えています。
港区の「みんな食堂」は、子育て家庭を中心に、
事前登録をした地域住民を対象に温かい食事と安心できる居場所を提供する取り組みです。
今回、当社の社員3名がこの活動にボランティアとして参加しました。
この記事では、参加者の一人である武井さんの声を中心に、
当日の様子や感じたことをご紹介します。
Q. 今回、みんな食堂のボランティアに参加されたきっかけは?
インターグのメンバーの齊藤さんから「一緒に行ってみませんか?」と声をかけていただいたことが、
今回の参加の大きなきっかけになりました。
さらに、監査役の鈴木さんのご友人が運営に携わっていると聞き、
活動に対する親しみや信頼感も自然と高まりました。
こども食堂には以前から関心がありましたが、関わる機会がなかったので、
今回声をかけてもらって自然と「参加したい」という気持ちになりました。
Q. 実際に参加してみて、どんな活動をされましたか?
配膳や水くみ、片付け、お土産の配布など、ホール業務全般を担当しました。
活動時間は3〜4時間ほどで、1時間ごとに担当が変わるタイムスケジュールが組まれていました。
会場は、普段は一般のお客様向けにレストラン営業を行っているおしゃれなバルのような空間で、
雰囲気もとても洗練されています。
その一方で、みんな食堂の開催時には誰でも訪れやすいあたたかな空間となり、
常連の方々がリラックスして過ごせる空気に包まれていました。
子ども連れのご家族や地域の高齢者の方など、さまざまな方が集い、
静かで心地よいにぎわいが印象的でした。

Q. 子どもたちや地域の方との関わりの中で印象に残ったことは?
ホール業務に集中していたので、ゆっくりお話しする時間は少なかったのですが、
会場の雰囲気がとてもアットホームで「ここが日常の中のひとつの居場所になっているんだな」と感じました。
毎月来られているご家族もいらっしゃると聞き、
食事だけでなく人とのつながりを感じられる場所であることが伝わってきました。
Q. ボランティアに参加してよかったと思えた瞬間はありましたか?
配膳をしているとき、子どもたちが「ありがとう」と声をかけてくれたことや、
ご家族が笑顔で食事を楽しまれている様子を見て、「ボランティアに来てよかったな」と思いました。
ハヤシライスを中心としたワンプレートのメニューがとても美味しそうで、
食べることが安心感や喜びにつながる瞬間に立ち会えたような気がしました。
Q. 今回の活動を通じて、感じたことや気づきはありますか?
「食べること」や「安心できる場所」が、
いかに人の暮らしを支えているかということに改めて気づきました。
社会全体でこうした場所を支えていく意義を、現場に立ったからこそ実感できたと思います。
日常の中で、こうした場所が必要とされていることを改めて実感しました。

Q. 今後もこのような活動に関わっていきたいですか?
はい。
無理なく自分の生活に組み込みながら、できる範囲で続けていきたいと考えています。
今回の経験を通じて、社会との関わり方は人それぞれのペースや方法で良いのだと気づきましたし、
こうした活動に関わること自体が、日々の仕事にも良い影響を与えてくれると感じました。
最後に
みんな食堂でのボランティア活動は、誰かの「いただきます」をそっと支えるような、
静かで温かな経験になったと、武井さんは語ってくれました。
言葉を交わさなくても伝わる感謝の気持ちや、
小さな行動が安心につながる場面に、心を動かされたといいます。
「みんな食堂」でのボランティアを通じて得た気づきや想いは、
日々の仕事や周囲との関わりの中でも、少しずつ表れていると感じました。
こうした経験をきっかけに、今後も社内での共有や対話を重ね、
社員一人ひとりが社会との関わりについて考える機会を持てるような、
そんな環境づくりを心がけていきたいと考えています。