こんにちは、インターグ株式会社のPONです。
先日インターグでは「2024年度を振り返ろう、そして、称えよう」をテーマに掲げ、
新しい形式の全社総会を企画・開催しました。
一方的な情報共有に留まらない、
インターグという組織を「みんなで創る」手ごたえを体感できる場づくりを目指しましたが、
どのような全社総会になったのでしょうか。
今回のブログでは、全社総会の企画に込めた背景や意図、
そして当日の様子をレポート形式でご紹介します。
企画者紹介

今回の全社総会企画を主導したのは、
2025年度から新設されたCulture Design & Promotion室(以下CDP室)です。
組織開発・人材育成・広報活動を担当する領域とし、
インターグで働く「人」に焦点を当てて「働きがい」を高める専門のチームです。
(私自身が所属しているチームでもあります)
みんなで創る「ラジオ形式」での全社総会
今回の全社総会では「ラジオ形式」でのトークセッションを採用し、
「コメントやリアクションでみんなも参加可能」という形で行いました。
そこには、CDP室としての強い想いや意図があります。
普段は各部署・各チームに分かれて働いているメンバーが一堂に会する全社総会は、
インターグにとって貴重な機会です。
私たちは、この場を単なる情報共有にとどめず、
インターグの文化をみんなで創り、育てていく上でのきっかけにしたいと考えました。
では、その「インターグの文化」とは何を指しているのでしょうか。
組織文化を「体感」する
インターグに限った話ではないですが、
組織文化は制度やルールといった、
目に見える仕組みだけで構成されるものではありません。
メンバー一人ひとりの価値観・仕事に対するスタンス・組織内の共通言語など、
目に見えない要素の蓄積がインターグの文化を形作っています。
文化を一人ひとりが理解して組織に落とし込んでいくには、
ただ表面的な情報だけで理解するだけではなく、
共通の時間や出来事を通じて体感的に共有していくことが不可欠だと考えています。
そのため私たちCDP室は、
全社総会の場にあえて「みんなで創る」という要素を盛り込んだ空間を創ることを目指しました。
みんなで創る場だからこそ、
普段の業務の中では見えづらいメンバーの姿勢や声、
言葉の節々に宿る「インターグの文化」に触れることができると考えたのです。
ラジオ形式の全社総会の様子
実際に当日はどのような全社総会となったのでしょうか。
ラジオ形式で進行された当日の様子をパートごとに振り返っていきます。
那須代表パート

全社総会のトップバッターを飾ったのは代表の那須です。
2024年度の多岐にわたる活動を総括しつつ、
現在進行中の2025年度の方針や戦略を改めて共有する場となりました。
総括の随所には「ぶっちゃけここが苦しかった」と、
当時の状況が赤裸々に語られる場面もあり、
その率直な言葉が参加者の共感を呼びました。
デジタルメディア事業部パート

デジタルメディア事業部からは事業部長と各チームリーダーが参加し、
和気あいあいとした雰囲気の中で振り返りを行いました。
デジタルメディア事業部は、
一人ひとりの成長を感覚的なものではなく、
各メンバーが担当するWebメディアの「成長」を定量的なデータを用いながら可視化し、
前年度との比較でその軌跡を示していた点が特徴です。
さらには年間の定量的な結果のみに留まらず、
日々の業務に取り組む姿勢についても、
「〇〇さん、本当によく頑張っていたよね!」といった視点でも振り返りが行われました。
メンバーの努力と着実な成長を称賛する機会になったように感じます。
保険事業部パート

保険事業部は今回のラジオにおいて最も大所帯での参加となり、
メンバー5名がスタジオに一堂に会しました。
印象的だったのは、
事前に作成した「2024年度の歴史年表」をもとにした振り返りです。
年表に沿って1年のターニングポイントや印象的な出来事を鮮やかに紹介しながら、
メンバー一人ひとりの活躍に拍手や労いの言葉が送られました。
また集まったメンバー全員が1回はコメントしており、
メンバー一人ひとりにスポットライトを当て「みんなで創る」一体感が、
スタジオに満ち溢れていたように感じます。
管理部パート

総会のトリを飾ったのは、
TOKYO PRO Market上場の立役者である管理部です。
2024年度は上場準備という大仕事に加え、
社員の働きやすさ向上に繋がる制度の整備やシステム導入、
Great Place To Work® Institute Japanが実施する2025年版 「働きがいのある会社」認定など多方面で活躍。
社員の働きがい向上に真摯に向き合ってきた1年間だったと振り返ります。
最後には、2025年度のさらなる発展に向けた意気込みを交え、
全社総会を力強く締めくくりました。
まとめ
「ラジオ形式」というややクローズドな空間だからこそ、
親密で濃密なコミュニケーションの場を創出できたと感じましたし、
インターグの成長と未来への想いを共有する心あたたまる時間になったのではないでしょうか。
インターグという組織を「みんなで創る」という手ごたえや体感は、
これからのインターグの文化を育てる施策を打つ上での道しるべになるように思います。
※過去の組織開発の軌跡を知りたい方は、以下からご覧いただけます