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【ABE! BUSの裏側】学生を支えたい!インターグが秋田でバスを走らせる理由とデザインに込められた想い

【ABE! BUSの裏側】学生を支えたい!インターグが秋田でバスを走らせる理由とデザインに込められた想い
目次

はじめに

こんにちは!インターグのmomokoです。

2026年6月より、インターグは国際教養大学(以下:AIU)と秋田駅東口を直行・約30分で結ぶ、学生向け無料シャトルバス「ABE! BUS(あべバス)」の運行をスタートいたしました! この「ABE! BUS」は、AIUの学生がキャンパスと秋田駅を行き来するための大切な「足」となるバスです。

これまで、インターグのニュースやプレスリリースなどでお知らせした際、

「Webマーケティングやメディア事業がメインとするインターグが、どうしてリアルなバス事業を行っているの?」
「どんな想いや背景があって始まったの?」

と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。


実は、この「ABE! BUS」が走り出すまでには、「学生たちの大切な移動手段を守りたい」という想いや、インターグのデザイナーによる細部までこだわり抜いたデザイン制作など、知られざる背景がありました。

今回は、これまでのプレスリリースなどのお知らせでは語りきれなかった「ABE! BUS」の裏側をご紹介します!



1. 学生の移動手段を守りたい――運行終了から事業引き継ぎまで

AIUには、日本国内にとどまらず世界中から集まった約860名の学生が在籍しています。
秋田市雄和に位置するキャンパスは、緑豊かな素晴らしい環境である一方、市街地へのアクセスに課題を抱えてきました。

キャンパスから秋田駅へ向かう路線バスは、少子高齢化などによる減便で、本数が限られており、移動には片道1,000円以上、乗り継ぎを含めると1.5〜2時間ほどかかってしまうこともあります。そのため、学生の活動・就労・地域交流の選択肢が大きく制限されていました。

そんな学生たちの日常を昨年から支えていたのが、「ショーケースエクスプレス」として親しまれていた学生向けの無料シャトルバスでした。
しかし、その運行終了を知り、「これまで築かれてきた大切な足を途絶えさせてはいけない」と感じた代表の那須。

「もしこのバスがなくなったら、学生さんたちが困ってしまう。」
秋田の街に出て、地域の魅力を知ってもらうきっかけを作りたい」

その想いから、自社でバスを運行する具体的な検討がスタート。
こうして、学生たちの大切な移動手段を守るべく、インターグでバス事業を引き継ぐことが決まりました。


2. インターグのミッションと「秋田への恩返し」

緑豊かな緑道を走行する「ABE! BUS」の車両正面

一見、本業のデジタルメディア事業とは異なる領域に見えるバス事業ですが、この取り組みにはインターグが大切にしているミッションが深く関わっています。

「一人の幸せから、世界を変える。」

インターグのミッションは「一人の幸せから、世界を変える。」です。
自分たちの利益だけを追うのではなく、地域社会や関わる人々に価値を還元していく。自分たちの強みやノウハウを活かし、周囲や地域社会の役に立つことが、結果として自分たちの成長や社会への貢献につながると考えています。

「移動するメディア」としての挑戦

無料のシャトルバスは、協賛企業からの広告収入などによって、運行費をまかなう仕組みです。インターグではこれを一種の「移動するメディア」と捉え、これまで培ってきたマーケティングのノウハウを活かした持続可能な地域貢献を目指しています。

故郷・秋田への恩返し

18歳まで秋田で育った那須にとって、秋田は自分を育ててくれた大切な故郷でもあります。
「少子高齢化など社会課題を抱える秋田に、東京で培ったビジネスノウハウで恩返しがしたい」という強い想いがありました。



3. 名前の由来は秋田弁 〜「ABE! BUS(あべバス)」〜

事業引き継ぎに伴い、「ショーケースエクスプレス」と名付けられたバスの名称も一新することになりました。
「ABE !(あべ!)」とは、秋田の方言で「一緒に行こう!」という意味です。

AIUで学ぶ学生たちが、仲間を誘って秋田の街へ繰り出し、たくさんの「秋田との接点」を持ってもらえるように。
そんな温かい想いを込めて、「ABE! BUS」という名前が誕生しました。


4. デザイナーに聞いてみた!ラッピングデザインの裏側

車体を彩る鮮やかなラッピングデザインを手掛けたのは、インターグでデザイナーを務める伊藤菜月さんです。
どのような想いや工夫を込めて制作したのか、完成までの舞台裏について伊藤さんに話を聞きました。

「ABE! BUS」のラッピングデザインを担当したデザイナーの伊藤菜月さん
「ABE! BUS」のラッピングデザインを担当したデザイナーの伊藤菜月さん



図面データづくりからスタート

まずはベースとなる車体データの作成からスタートしました。
バスの正確な図面データが存在しなかったため、AIを活用したラフ案をもとに、デザイナー自ら形状をトレースして図面を作成しました。

生成AIを活用して作成された「ABE! BUS」の初期の車体ラッピングデザイン案
生成AIを活用し、インターグのミッションを落とし込んだ初期のラフ案

車体の仕様に合わせた細かな微調整を重ね、限られた時間の中でも納得がいくまでデザインを作り込んでいきました。


左右で異なる「山」と「街」のデザイン ~バスがつなぐ「学生」と「秋田の街」~

完成したバスは、実は左右でデザインが異なるのもこだわりのひとつです。

左側は秋田駅周辺のビル群や街並みを表す「黄土色」、右側はAIUキャンパス周辺の自然を表す「緑」。
どちらもインターグのコーポレートカラーを採用し、バスが通るルートの景観に合わせて配色しました。

「ABE! BUS」の車体デザイン展開図(フロントおよび山側・緑色の左側面)
「ABE! BUS」の車体デザイン展開図(バックおよび街側・黄土色の右側面)

街側のデザインはただのイメージではありません。デザイナー自ら秋田駅前の商業施設やビルなどの風景をひとつひとつ調べ、実際の街並みをシルエットとして描き出していきました。「山(キャンパス)」と「街(秋田駅周辺)」を行き来するバスが、学生と秋田の街をつなぐイメージを表現しています。

さらに、車体には「学生の移動を支え、秋田を元気に」というメッセージが描かれており、バスを目にした方にもインターグの想いが伝わるデザインになっています。
見た目の美しさだけでなく、実用面の細かな調整にも妥協はありません。「スライドドアを開けたときに文字の見え方が崩れないか」「タイヤの位置とデザインが重ならないか」など、細かな微調整を重ねて完成に至りました。

実際にラッピングされたバスを目にした際、デザイナーは「予想以上にきれいに仕上がっていて、大きな感動と達成感がありました」と振り返っていました。


車体のデザインを担当したデザイナーからのメッセージ

デザイナーの伊藤さんから、これからバスを利用する学生や地域の方々へ向けたメッセージをご紹介いたします。

「この『ABE! BUS』が、学生の皆様にとって、日々の学びや街での思い出を深める頼もしい移動手段となり、地元の方々にとっては秋田の街に新しい賑わいをもたらす、親しみやすい存在になれたら嬉しいです。

緑に囲まれたAIUと秋田の市街地を循環するバスとして、皆さんの日常を明るく彩るお手伝いができることを願っています。街で見かけた際やご乗車の際は、ぜひこのデザインに込めた工夫も楽しんでみてください!

そして、このデザインを通じて『ABE! BUS』の取り組みを少しでも多くの方に知っていただけたらと思っています。この想いに共感し、一緒に学生たちの移動を支え、秋田の未来を盛り上げてくださる協賛企業様との素敵なご縁が広がっていくきっかけになれば何より嬉しいです。」


5. 運行開始後の反響とこれから

インターグの想いが形になった「ABE! BUS」は、さっそく多くの学生や教職員の皆さんに活用していただいています。

2026年6月の運行開始前から「いつ再開するのか」と心待ちにするお声を多数いただき、現在は土日を中心に満席となる便も出ています。

また、インターグでは「ABE! BUS」の運行以外にも、「秋田の未来を担う子どもや若者を支援したい」という想いから、地域に向けた多様な取り組みを行っています。

  • 秋田市への「企業版ふるさと納税」の実施
  • プロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」のキッズデー協賛(小中高生を無料招待)


おわりに

夕暮れ時のAIUキャンパス周辺を走行する「ABE! BUS」の後ろ姿

「ABE! BUS」の裏側には、インターグの「学生の移動手段を守りたい」という強い想い、細部まで妥協しないデザイナーのこだわり、そして「秋田に貢献したい」という熱い気持ちが詰まっています。

学生たちの大切な交通手段を守り、秋田の街とつながるきっかけをつくる存在として。

インターグはこれからも、「ABE! BUS」を通じて学生の皆さんの日常と地域の未来を応援してまいります。

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